しなのいえ日記

東京で美術・建築巡りをしてきました

少し前のお話になってしまいますが…。

今もなお絶大な人気を誇るオランダの画家”ヨハネス・フェルメール”の展覧会が東京で行われるということで、1月末に行ってきました。そのついでに建築もいくつか見学してきました。

 

 

まずは東京駅に。

いつ見てもカッコいいですね☺

 

 

東京駅から徒歩5分。『三菱一号館美術館』に着きました。

赤煉瓦の建物は、1894年にイギリスの建築家”ジョサイア・コンドル”が設計したもので、老朽化のため解体されましたが、その後原設計に則ってまた同じ場所に復元されました。

ドラマの撮影などで使われたことがある場所なので、見覚えがある方もいるのではないでしょうか。

外観だけではなく美術館内も当時の面影を残しています。特に、一部天井が透明になっている場所があり、改修前の木造の小屋組みを見学することができます。

 

そこで、西洋絵画の世界的なコレクター”ダンカン・フィリップス”の個人コレクションを収蔵する美術館『フィリップス・コレクション』から厳選された名品約70点の展覧会が行われていたので見てきました。

画家は幅広く、近代西洋絵画のジャンルをほぼ網羅するほど充実していました。

有名なピカソ、モネ、ゴッホの作品もありました。

 

 

次に、日本最大のモスク『東京ジャーミイ』に行ってきました。代々木上原駅から徒歩10分程度、渋谷の閑静な住宅街にあります。

マナーを守ればイスラム教徒でなくても自由に見学ができます。ガイドツアーも随時行っているみたいなので、とてもオープンです。

礼拝堂の中なので顔と手以外が隠れるよう、服は露出度低めで頭にスカーフを巻いて準備は万端。撮影許可も取って、周りの迷惑にならないように静かに見学しました。

礼拝堂の天井はドームになっています。圧巻の装飾です。本国トルコから部材を取り寄せて建築されたそうです。外光によってステンドガラスの表情が変わるので、1時間くらい正座でぼーっと美しさに見とれていました。(笑)

 

 

そして最後に念願のフェルメール展!

2019年2月3日までは、『上野の森美術館』で開催されていました。終了日ギリギリに行ったので、人も少なくスムーズに見れるかと思いきや、予約の段階で夕方しか空きがなく、当日行ってみたら想像以上の人混み…。終始ぎゅうぎゅうになりながら見てきました。

 

世界でたった35点しかないといわれるフェルメール作品の中から、史上最多の9作品(私が行った時は8作品)が展示されていました。この規模のフェルメール展は非常にレアだと思います。フェルメール以外も17世紀オランダで描かれた絵画が、ジャンル別に展示されていました。

感想は一言。「最高!」

油絵とは思えないほどリアルな質感で、ため息が出るほど感動しました。

 

上野での開催は終了してしまいましたが、2019年2月16日~2019年5月12日の間は大阪で開催されています。大阪でしか展示されていない作品もあるので、ぜひ興味のある方は足を運んでみてください☺

 

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