2019.05.20

リノベ徹底解説「稲田の家」 3

<2階改装工事>

 

2階は、施主様家族が住む場所とするために、洋室と和室からなる間取りをフルリノベーションして、夫婦の寝室と3室の子供部屋にしました。

下の図面は既存の間取りです。洋室を寝室に、2間続きの和室を子供部屋にしていきます。既存の図面を見ていると本当に子供部屋が3つも出来るのかな?と思いますが…

 

下の改修図面を見るとちゃんと3つの子供部屋が出来ています。居室だけでなくトイレもついています。

決まっている空間の中を、どのようにして仕上げていくか、ただ部屋を作るだけでなく、より良い空間としていくのは設計する建築士の腕の見せ所です。

 

2階はフルリノベーションするため、内部を解体していきます。

北東の和室からの写真。天井、畳、窓、建具を撤去したところです。

 

新しい床や壁のための下地作り。

床は段差の無い床にするため、オートラインレーザーで墨出しをおこなっています。

 

既存の壁の上に下地を組んで、新しい壁にします。

 

ここから間仕切壁をつくり、壁や天井にボードをとめつけて子供部屋をつくって行きます。

下の写真はクロス工事中の階段横にある子供室3です。

ここまでくると部屋の様子がはっきりわかってきます。

 

クロス工事が終わったらスイッチなどの器具を取付けて完成です。

床材は足触りが良くぬくもりのある質感を感じるカラマツのフローリング、壁と天井は空間を広く見せるように白系のクロスをつかっています。床と壁とのコントラストが美しいですね。

 

寝室

 

子供室1

 

子供室2

 

子供室3

 

<LDK改装工事>

 

下の写真は改修前。

垂壁で分かれているキッチンとリビングダイニングを1つの空間にしていきます。もちろん、天井、壁、床も新しく変えます。

 

LDK入口からの写真。

 

入口側の写真。

 

下の写真は解体したところです。

垂壁を無くしたことで天井面がつながり空間が広く感じます。

天井と壁は2階同様、下地を組んで新しい壁をつくっていきます。床は既存の床の上にフローリングをはっていきます。

 

床は不陸があったので、床が平らになるようにしていきます。

床の仕上がり高さを抑えたかったので工夫して調整。

 

改修前にあった入口のドアを無くすことで、廊下とLDK、別々の空間だったものをつながりのある空間としています。

廊下とLDKつなげたら寒くないのかな?と思うかもしれませんが、床下、壁、天井をしっかり断熱・気密し、建物を断熱材で囲った状態にすると住宅内の温度差が小さくなるので、扉の開けっ放し状態でも寒くありません。

 

壁を仕上げて、造作家具を取付けて完成です。

床は2階と同じカラマツのフローリングです。LDK入口横のテレビ置場ほ壁は色を変えることで空間のアクセントとなっています。

造作家具はしなのいえ工房で設計してつくったオリジナル家具です。

 

LDK入口からの写真。

 

入口側

 

 

別角度の写真。テーブルの片足は壁に取付けることで足元の空間をすっきり見せています。

 

引き渡しの際、施主様家族と施主様のお父様に大変喜んでいただけました。

お父様には、2階の和室があった場所を3つの子供部屋に変えるなんてすごいと言っていただき、うれしく思いました。

 

 

【おおかわ】

2019.05.13

暮らしをつくる

高断熱住宅

ようやく長野にも気持ちいいと感じられる春がやってきました。

 

みなさん、週末はどのように過ごされましたか。

 

私は久しぶりに山へマウンテンバイクを乗りに出かけました。

行きは登り、帰りにシングルトラックを下ります。

登りはキツイデス。まあ、キツイなりに楽しいと思える瞬間もあるのですが・・・。少しだけ。

やはりシングルトラックをゆっくり下ると、気持ちがいいのです。

 

天気がいいと、ハイカーの方とも結構すれ違います。

そんな時はそっと自転車から降り、挨拶をします。

気持ちのいい瞬間ですね。

いい汗をかきましたので、今週も頑張ります。

 

 

さて、今日は暮らしについてです。

 

私たちが新築やリフォームのご依頼をいただいた時に、何を基準にプランしていくか・・・。

 

キーワードは「心地よい」。

 

日々の暮らしが心地よいことがとても大切だと思います。

 

そのための断熱であり、

 

そのための間取り、

 

そのための窓位置、

 

そのための素材、

 

そのためのデザインなのです。

 

 

プランするのに色々なことを決めていきますが、

「心地よい」暮らしのためにどうすればいいか、を

常に考えご提案しています。

 

そうしてできたプランに共感いただき、

仕事をご注文いただき、工事が完了し、

「いい暮らしをされている」お客様を訪問した時、

「暮らしをつくる」ことにやりがいを感じるのです。

 

 

いい暮らしとは。

 

 

人それぞれでしょうが、健康で、家族が笑顔で暮らせることが

一番ではないでしょうか。

 

 

今後も「いい暮らし」をご提案できるよう、日々努力します。

 

 

 

 

【こじま】

2019.05.09

GW明け

和モダン

長かったGWが明けました。

 

あまりに長い休みにようやく普段のペースが取り戻せたという方も多いのではないでしょうか。

 

私はGW期間中の何日かをお客様と打合せ等させていただきましたので、復帰にそれほど違和感はありませんでした。

 

 

 

 

ところで、GW期間中も現場は動いていましたので現在の状況を確認してきました。

 

 

 

【小山の家】外部。

 

 

GW明けには・・・

 

杉板が貼りあがりました。

 

厚さ24mmなので、目地の立体感が迫力ありです。

 

屋根は出来るだけ薄く見せます。

 

 

内部は北相木村のフローリングをちょうど施工していました。

フローリングは施工するとすぐに養生してしまうので、通常私たちが確認するのは引渡前の養生紙を撤去した時なのですが、現場と情報を共有するシステムを導入しましたので、養生する前に確認することが出来ました。幅広でいい感じです。

 

 

【福島の家】外部

 

オイルステインはプラネットウッドコート仕上です。

 

ウォルナット色で落ち着いた雰囲気になりました。

足場が取れるのが楽しみです。

 

 

このところ長野は日中と夜間の気温差が激しく体調を崩される方もちらほら。

 

皆さま体調には気をつけてお過ごしください。

 

 

【こじま】

2019.04.26

リノベ徹底解説「稲田の家」 2

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リノベ徹底解説「稲田の家」

 

 

 

<4.外壁工事>

 

稲田の家では建物の顔となる外壁を、金属サイディングから自然素材である杉板へ改装しました。

使用した杉板は、しなのいえ工房オリジナル杉外壁24mm厚です。相じゃくりという加工をした杉板を使うことで、板同士の継ぎ目をきれいに見せることが出来ます。また目透し加工をすることで、板と板の間に溝をつくることで陰影ができ、迫力のある仕上がりになっています。

 

 

相じゃくり目透し加工した杉板の施工。

 

玄関正面から。杉板1つ1つの木目が違うことがデザインになり、建物が生きているように感じます。

このままでもかっこいいですが、

 

黒く塗装してよりかっこよく。

 

完成時の外観。相じゃくり加工した杉板の外壁と黒色の塗装でかっこよく、スタイリッシュな仕上がりに。

 

玄関入口には明るい色を使うことでアクセントをつけています。

 

 

<5.2階及びLDKの改装工事>

 

現在、執筆中。

 

 

 

【おおかわ】

2019.04.22

杉の外壁・ヒノキの外壁・断熱下準備・見せ場

6月竣工予定の【福島の家】では、造作工事が順調に進んでいます。

 

とくに最近は好天続きで、外部工事の進み具合がよろしい状況です。

 

 

外壁を施工する前段階の画像をお見せしましょう。

 

サッシが取り付き、付加断熱・タイベックと進み、外壁に杉板を施工しています。

 

 

そして、外壁。

 

しなのいえ工房オリジナル杉外壁24mm厚です。

 

板と板に溝があるように見えますが、相シャクリという加工で、板同士の継ぎ目をきれいに見せるための加工です。板が厚いので溝の陰影がくっきりと表現され、迫力ある仕上がりとなります。

 

こちらは物置の壁。ひのき合板を施工していますが、合板に節がないのにお気づきでしょうか。スッキリしたデザインとなりました。

 

斜天井部分では断熱工事の下準備です。

垂木の下端にタイベックを張り、小屋裏の通気層を確保します。

 

これは換気のダクトです。長い間の安心から、スパイラルダクトを使用しています。

 

見せ場の窓も取り付いています。

ここに、室内は障子を、外部には日除け戸を組み込み、快適な窓辺とします。

この窓からの眺めを設計開始時にいちばん気にしていました。

予定通り、飯綱と戸隠がばっちり見えるのが確認できました。

 

この眺望をどこからどう楽しむか、乞うご期待です。

 

 

 

 

【こじま】

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